introduction
ことの次第は、インフルで。共演のトウヤマタケオさんが、ライブ前日になってしまい、これは困ったと。そこで、急遽出演して、助けてくれたのが、武田カオリさんで。武田さんに、F.I.BJOURNALに入ってもらったら、これが、驚くほど良くて。なるほど、ぼくら、無骨な花瓶だったと。
武田カオリさんっていう花が一輪、ぼくらに活けられて、ようやく気づいたわけです。
その後、その無骨な花瓶に、もう一度、花を一輪活けることを思いついて、曲作りを始めたアルバムが、1月24日にリリースされます。 「多様性に住み DAYS365, Standing On The Conner」F.I.B JOURNAL meets 武田カオリ
武田カオリさんに入ってもらうことを想って作った作品なので、今までで一番歌を感じる作品になっています。また、ぼくのパートの大半は、ようやく、日本語で歌うことが出来ました。
街に住む、いろんな人種が混ざり合って、ジャズでも、パンクでも、ヒップホップでも、ラテンでもあって、ぐちゃぐちゃのカルチャーから、新しい音楽が生まれたみたいに、今の東京の多様性が生み出した一枚になりました。
F.I.B JOURNAL 山崎円城